クラゲカフェ開業への道

~熱帯魚バーのマスターがおしゃれなカフェを開店するまでの記録~

コンセプトづくり~おしゃれなクラゲカフェにするために その①

「お店作りはまずコンセプトから!」と、いろんな本には書いてあります。

しかしコンセプトというものが今一つ理解できないのです。

ただ、ぼんやりとしたお店のイメージをハッキリさせるためには必要だと思うので、一度手順に沿ってコンセプトメイクをしてみたいと思います。

 

手順1

7W2Hからコンセプトを考える。

 

Why:なぜクラゲカフェを始めるのか?

クラゲを眺めて過ごす時間が落ち着くとても心地よい時間なので、着席してドリンクを手にゆっくり過ごしてもらう、そんな場所を作りたいと思ったから。

 

Where:どこでクラゲカフェをするか?

女性が友人とのおでかけの途中で休憩で利用してほしいので、理想は大阪・梅田の近く。SNSで拡散することを目指すので、1階路面にはこだわらない。ビルの2階など。

 

How:どんなふうに提供するか?

ゆっくり過ごしてもらうために余裕のある席が必要。内装はクラゲが引き立つように、個性的でないシンプルなのもで、年齢層も限定しないように白すぎない甘すぎないテイストにしたい。表現するなら落ち着いた北欧風。

お客様に気を使わせないために、店員とは適度な距離感が欲しい。

 

What:何を提供するか?

一番提供したいのは「クラゲと過ごす心地よい時間」。

メニューは特別に凝ったものや珍しいものではなく、安心感のある定番メニューをベースにしたいが、何か一つは自信のある看板メニューがほしい。

 

Who:誰がするか?

クラゲがいるカフェという時間と空間を大事にできる人。お客様に親切でいることを忘れない人。落ち着いて淡々と作業ができる人。慌ててバタバタしない人。慌ててもなるべくそれがお客様に伝わらないように努力できる人。

 

Whom:誰に来てほしいか?

オシャレなものごとに敏感で、感受性の高い大人の女性。友人と過ごす時間も一人の時間も大切に過ごせる人。

 

Which:どれを看板メニューにするか?

何か一つクラゲを連想する名物メニューがほしい。カフェの定番メニューを発展させたもので、それとクラゲを一緒にインスタにあげたくなるようなもの。

 

How much:いくらで?

安売りのお店ではないので、素材は良いものを使いお客様が納得できる価値を提供したい。

 

以上、フォーマットに沿って書き出してみました。

たしかにいろいろと書き出してみるとまだまだ詰めれてない所や、逆に見えてきたところがわかりました。

まず、看板メニューを何にするかがカフェの生命線ともいえる大問題です。

しっかりと考えていきたいです。

次にカフェのジレンマともいえる広さと席数の問題です。

お客様にゆっくりしていただくために、広くゆったりとした席をもうけたいですが、梅田の近くでは家賃が高く、成り立たないかもしれません。立地はさらに検討しなくてはなりません。

見えてきたのは、私がお客様に提供したいのが、「クラゲと過ごす心地よい時間」であることです。

このキーワードを念頭にさらに深堀していきます。

コンセプトづくりはさらに続きます。