クラゲカフェ開業への道

~熱帯魚バーのマスターがおしゃれなカフェを開店するまでの記録~

コンセプトづくり その②

コンセプトシートに沿って書き出してみる。それぞれの要素に矛盾がなく、基本コンセプトに集約できれば理想。

 

基本コンセプト

「クラゲと過ごす心地よい時間」

前回の記事を書く中で、これがキーワードになりそうなので、とりあえずこれを基本コンセプトとした。

 

1.立地、物件条件

アクセスしやすい駅近で、わかりやすい、道順がシンプルな場所。

ただし1階路面の目立つ場所にはこだわらない。階段しかなければ2階まで、エレベーターがあれば3階以上も可。たとえ店舗が上階でも路面に看板は必須と考えているので、看板が置けることが条件。

日当たりや、風通しがよく、明るいイメージの物件。

15坪くらいで、18席ほど客席数がとれる物件。

トイレが洋式。店内にあるのが理想だが、共同の場合は建物自体が新しく掃除が行き届いている。

 

 

2.ターゲット

メインは30代の大人の女性。サブは20~40代のカップル。

カフェで時間を過ごすことに価値をみいだせる人。

クラゲが好きな人。水族館が好きな人。生き物が嫌いでない人。

感性が豊かでセンスの良い人。

 

3.利用動機、利用シーン

友人とのおしゃべりの場所として。デート途中の休憩で。

一人で物思いにふけったり、読書したり、一人で入っても気兼ねしない場所。

昼食後か夕食後の合間の時間を過ごせる場所。食事ではなく、お茶をする場所として。

団体ではなく、気の合う友人や男女の二人組か、一人で利用。

 

4.サービス・オペレーション

基本的に一人で営業できるようにしたい。

注文は席のタブレット端末でお客様にしていただき、配膳と片付けは店員がするスタイルにしたい。

 

5.メニュー

食後の合間の時間を想定しているので、食事はなく、飲み物とスイーツの提供を考えている。飲み物はコーヒー、紅茶、カフェラテ、タピオカミルクティー。夜の営業も考えているので、ビール、ワイン、簡単なカクテル、ノンアルカクテル。

スイーツはフォンダンショコラ、チーズケーキ、白玉あづき。

 

6.内装デザイン

席のレイアウトは4人掛けテーブルが2つ、2掛けが4つ、一人席が2席。

デザインはグレー、こげ茶、濃いグリーン、藍色など落ち着いた北欧風の内装。クラゲの神秘性を引き立たせるために少し無機質なテイストにしたい。

メニューを壁などに張り付けず、タブレット端末の画面表示を工夫して、オススメなどを伝える。

物少なめのシンプルスタイルだが、壁に小さな額縁を飾ってオシャレにする。

額縁にいれて飾るものは、モノトーンに近い色合いの極地の自然の写真がよい。

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内装のイメージ。落ち着いたトーンで無機質なテイスト。

7.価格、支払い方法

コーヒー500円、カフェラテ600円、その他ドリンク500~600円

アルコール類は600~700円。

スイーツは500~600円。

セットで1000円以下になるようにする。

客単価は900円で想定する。

支払いはお客様お帰りの際にレジにて精算していただく。

 

8.プロモーション

宣伝広告はしない。ただし入り口近くの路面に看板とフライヤーは必須なのと、気になったら検索できるようにホームページの整備は必要。

あとは来店者がSNSに上げたくなるような、口コミしたくなるような店づくりにしていく。

 

以上8項目について書き出してみた。自分としては矛盾なくまとめられたと思うし、お店のイメージがより具体的になったと思う。

このコンセプトをもとに開店までに必要な事をそれぞれ詰めていきたいと思う。